今日は宝塚

今週の初めに友人から、

「11日に宝塚行かない?」

と誘われて、即行で有給休暇届けを出してました。
祐飛さんの退団公演。思えば、この友達をお試しで宝塚に連れて行ったのが、今日に至る原因だった(笑)


現地集合で先に着いた私ともう一人が当日券を買いに行ったのですが……真ん中ブロックの席は当然完売として、上手側のチケットの売れ行きが良い。このときに、気付いておくべきだった……orz


言い出しっぺの友達も合流して、ランチ。
しようとしたら、その友達がコップをひっくり返して水を撒いた……私も慌てて拭こうとして、持っていたタバコをうっかり自分の指に押し付ける二次災害付きww
開演5分前、ギリ間に合うだろうと思っていたら、

「初舞台生の口上があるため開演ごしばらくは入れません」

的なアナウンス。
しまったぁっっ忘れてた。この公演、初舞台生のお披露目公演だった……上手側の席にすればよかった……(※初舞台生がラインダンスで銀橋を渡るとき、上手→下手→下手花道→袖と流れるので、上手側からの方が最後まで見えるのです)

お芝居の方は単純な展開ではあったけれど、むしろこれくらいすっきりさっぱりさせた方が宝塚っぽくていいかなとも思った。多分これを外の劇団がやるともっとリアルにドロドロした気がする。
一つ気になったのは、「ロナウド」ってことは、ヨーロッパとかラテン系とか、そっち系の移民だよね?「ロマノフの貴族の末裔」を語るには、いくら詐欺師でも人種的に無理が……(深く考えるな)

劇中劇で演じられたショーが、昔みた「ザ・レビューII」とか「ディガ・ディガ・ドゥ」「モン・パリ」ぽくてツボ。
特に「ディガ・ディガ・ドゥ」はあの曲と軽快に踊る振り付けが好きだったな。

ショーの方は一部「????」となったのだけれど……あれは何を意図しての演出だったんだろう。物語には幾通りの結末がある、ってことかしら。
最近のショーは時々ストーリーが複雑でちょっと大変(^^;昔みたいにもっと判りやすいのとかみたいです。それこそ昔の花組なんて圧倒的にダンスで魅せたもんなぁ……

なんてことを思っていたら、当時の大浦みずきがトップだったころの「ザ・フラッシュ!」ってショーが見たくなったので今度DVDを買ってこよう。リンダ・ヘイバーマンさんの振り付けがすごかったのだ。
カンディード」ももう一度みたい。再演してくれないかなぁ。


終演後、プチミュージアム的なところで祐飛さんの経歴を見ていたら、初舞台が「この恋は雲の涯まで」

……って、え!?

私これ、多分3回は舞台見てる。ってことは、当時の祐飛さんの姿も3回は見てるはず!!(笑)
当時購読していた宝塚の雑誌、残しておけばよかったな。まだ初々しい祐飛さんが載っていたはずなのに。
その頃の本科生とか研1の生徒さんが、今はトップ張ってんだなぁ……(しみじみ)