感想

昨晩聴いたドラマCD。
………うーん………これ、脚本下手?
なんつーか、原作の1ページ目から順に台詞を「  」表記していきました!みたいな。ト書きも情景描写もない。登場人物の立ち居地や距離感(誰がどこにいて誰と会話してるのかとか)も掴めない。これ、私の想像力読解力不足だけの問題じゃないと思うな…
場面転換が多くてストーリーが細切れのぶった切り状態だし、転換のたびにBGMが主張しすぎててバックグラウンドになってない。ドラマパートと音楽パートみたいになってるからそのたびにエンディング曲聴いてる気分。
同じ物語でも目で読むのと耳で聞くのとでは感覚が違うから、多少場面を前後させて繋げることも必要だと思うんだけど。

調べてみたら、本編と続編の二つの物語を1枚に収録してるのね。
お話の中で数年が過ぎてるから「前半」と「後半」の印象は確かにあるんだけれど、前半部分でエンドマークが見えるような演出になってないから、いきなり何年も過ぎてて「??」なんだな…本編を細切れにしてるのに肝心なところで切れてない。

とボロクソに思うのは、過去に私がまるっきりこんな調子で原作起こして脚本作ったから。
今読み返したら稚拙さに自分で腹立ってくる(苦笑)今ならきっともう少しくらいはマシな脚本起こせるような気がする。

メインのキャストもなぁ…主役以外の演技がいろいろ気になる。
台詞が一本調子に聞こえたりやたら音が大きく感じるのはミキシングの所為かしら。
でも主役の声はそんな聞こえ方しないからやっぱり演技力?
脇にいい人がいるだけにもったいない。