その程度のこと

世の中はお盆休みに突入。
うちの職場にお盆休みはないけれど、ほとんどの人はこの時期に夏休みと有給の組み合わせで連休と取るので、案の定、出勤してみたら誰もいなかった。

人がいない=依頼される仕事がない。
ここぞとばかりに溜まった雑務を片付けたい。

それは私も、同じ部署の派遣さんも同じ心境。
派遣さんが事務所に入った時に私はまだ更衣室にいて、唯一出勤していた男性社員さんが派遣さんに聞いたそうな。

「今日、何か仕事言われてるの?」

依頼されている仕事がないから、当然「何も言われてません」と答えるわな。
それを勘違いした社員さん。自分の仕事を適当に見つくろって依頼して、外出して行きました。
夕方帰社してからその社員さんに、派遣さんに仕事がないことを私が注意されたんですが…

ちょっと待て。それおかしいやろ。
あんたは知らないだろうけど、雑務がいっぱいあるんだよ。
依頼された仕事を片付けるだけがうちらの仕事じゃないんだよ。
お互い、手の空いている時にそれを片付けていこうね、と打ち合わせはとっくに済んでるよ。
その程度のこと、何も指示してないとお思いか?
あんたの早合点でなんで私が謂れのない注意を受けねばならんのだ。

あー、ムカつく。
あまりにムカついたんで、雑務と打ち合わせの内容を派遣さんと一緒に説明。
派遣さんも、「依頼されている仕事があるのか」と聞かれたから「ない」と答えただけで「仕事がなにもない」とは言ってない。
とフォローしてくれた。

普段から、人の話を途中までしか聞かずに自分の脳内で勝手に結論付けるようなことするから、こんな勘違いしやがるんだ。